DS18B20 水温計

暑いです. 自分が暑いのはエアコンでなんとかなりますが,5匹しかいないとはいえ家の水槽の熱帯魚は温度が上がりすぎると死んでしまうので,水温を管理しないといけない季節になってきました. 今の熱帯魚たちは去年の秋頃からいるので,夏を越せるかどうか心配です. 水槽にはRaspberry Pi Zero を使った定期撮影カメラをそばに置いてあるので,せっかくなのでこれを使って水温の監視をはじめてみました. 防水の温度センサとしては,DS18B20 をステンレスの容器に入れて簡単に防水にしたものがよく売られているようなので,これを1つ買って,Raspberry Pi ZeroのpHAT にしてみました. 1-Wire接続なので,調整も必要なくすぐに使えます. 基板としては,aitendoのRaspberry Pi向けユニバーサル基板 を,Pi Zeroのサイズに切って使いました.カッターで両面に溝を何度も切って折ると,わりと綺麗に折れました. GPIOを1つしか使わないので,上にさらにpHATを載せられるよう,スタック可能な2x20のピンソケットをつけています.

John Snow Pub

ゴールデンウィークの直前にイギリス、ロンドンに出張したので、飛行機の時間までに疫学の聖地、John Snow Pubでお昼を食べてきました。 John Snowは1854年のロンドンでのコレラ流行時に、まだコレラの病原体が何であるかは不明であったにもかかわらず、井戸の場所と患者の発生頻度の関係から、飲料水が何らかの原因であるという結論を得たそうです。これが現在まで続く疫学の始まりとされています。 もっとも患者が多かった場所であるBroadwick streetには、John Snowの名前がついたJohn Snow Pubがあります。2011年に訪れた時は、近くに井戸の形の記念碑もあったのですが、現在は付近の工事のため撤去されてしまっているようです。 2011年に撮影した写真はこちら。この時は朝だったのでパブは開いておらず、外観のみ撮影して帰りました。 パブの中に入ると、John Snowの肖像はもちろん、コレラ流行関係の資料も掲示されていました。 そして、Epidemiologyをやっているんだよ、と店員さんに言うと、それなら記帳していくといいよ、と、

メリークリスマス

今年のクリスマスは、イルミネーションをいくつか作ってみました。 まずはこちら。フルカラーLEDを118個つなげたテープです。職場の入り口ドアに飾り付けをしてみました。 これはフルカラーLEDでおなじみのNeoPixelのテープです。Adafruitのドライバ で、Arduinoからは簡単に制御できます。今回はArduino UNOで、このドライバのサンプルが派手で気に入ったので、そのまま使っています。シリアル制御なので、信号線は1本だけだから配線は難しくはないです。ESPr Developer でも制御できそうなので、そのうち無線で色を制御するようなこともやってみようかなと思います。 LEDとはいえ、100灯以上ですからそれなりに電流を使います。そのため、電源は注意して選ぶ必要があります。60灯でも3A以上使うようですから、今回は余裕をもって、以前別の目的で購入した 5V 10A switching power supplyとFemale DC Power

サイズ

6S Plus, mini, Air2, MacBook 12inch, Pro iPad Proはたしかに,これぞタブレット,というサイズで良いです.iPad Proがあると,iPad Airを使う機会はやはり減ります. でも,MacBook 12インチより大きいというのはちょっとやりすぎかもしれない.MacBook 12インチは,デスクトップの代わりにはなりませんが,出先で小さいと思ったことはあまりなく,実に良いサイズです. iPad Proのサイズがあると,普通のiOSアプリだとちょっと画面の使い方がもったいなく感じます.iPad Pro専用アプリでこそ活かされるタブレット,なのかもしれません. Smart Keyboardがあるとはいえ,iOSがそれほどキーボードを活かせる機能を持っていないので,あくまでも今の所,

「R言語徹底解説」

Rの解説書の中で、おそらく最もディープな内容の名著の翻訳「R言語徹底解説」 をご恵贈いただきましたので、ご紹介します。 原著者は ggplot2, dplyr を始め、本当に色々な、革新的なパッケージを作られている Hadley Wickham 氏です。Hadley先生の作るパッケージは、本書でも説明されているような演算子オーバーロードや非標準評価の仕組みを駆使しているので、一見するとRとは違う言語のように見えてしまう文法を使うことができ、非常に効率的な書き方ができるのが特徴かなと思います。 ただ、実は個人的にはggplot2もdplyrも今まではあまり積極的には使ってきませんでした。古典的なRの文法に慣れてしまっているので、これらのパッケージの関数群と、これらのパッケージの外の関数やデータを組み合わせるのが面倒だったのが理由の一つでした。では、本書を読むのは敷居が高いかというと.... それは全く違います。この本は、パッケージの使い方や、パッケージを使ったプログラミングのやり方を説明する本ではなく、Rの標準の機能を使っていかにして良いRプログラムを書くか、ということを詳細に突き詰めた本だからです。 Rプログラミングについては、本書から入門するのはちょっと勧められませんが、

DCCデコーダ

デジタルコマンドコントロール, DCCというものがあります.鉄道模型では,列車の制御は基本的には2本のレールの間に電圧をかけて,動力車に搭載されたモーターがそこから電流をとって動くという,とても単純な動かし方をするんですが,それだと当然,1つのレールの上に2編成の車両を置くと,2つの編成は全く同じ動きしかできません. DCCはこれを解決するため,レールの間にかける電圧にデジタルな制御信号を混ぜ,同時に動力車側にもその信号を解釈するマイコンを載せ,モーターの制御をマイコン経由で行うようにしたものです.単純な従来のコントロール方法に比べて非常に決め細かい制御ができて,メリットが大きいと思うんですが,残念ながら現在普通に売られている完成品の鉄道模型で,このDCCに対応しているものはほぼありません.まぁだからこそ,20年以上前に買った車両がまだ普通に使える,という,昨今珍しい寿命が長い趣味になっているわけでしょうけど. いざ,普通の鉄道模型にDCCを導入しようとすると,コントローラを買いなおさないといけない上に,動力車も改造しないといけない,ということで,労力的にも費用的にもかなりハードルは高かったと思います. しかし,ミント缶DCCコントローラやワンコインデコーダ3 といった,電子工作で使われるマイコンを使用したオープンハードウェアが発表されて,

IGZO液晶

最近話題の秋月IGZOです. 確かに綺麗な液晶なんですが,液晶パネルと制御基板の状態のものなので,実用するにはケースを作る必要があります. とりあえず,フォトフレームに挟んでみました. そのままだと,フォトフレームをネジで締める時に液晶パネルを挟んで壊してしまうので,高さというか長さ2.5mmのスペーサーを入れています.たまたまあったものを使っているだけなので,消音テープのようなものでも良いかもしれません.液晶パネルに力がかからないようにすると同時に,パネル自体は固定しておらず挟んでいるだけなので,パネルがおさまるべき位置の周囲にスペーサーを貼り付けて,パネルがずれないようにしています.ちなみに,スペーサーはセロテープでとめているだけなので見栄えは悪いです. 液晶パネルの裏側に両面テープをつけてしまうと,剥がす時におそらくパネルが割れると思いますから,パネルは固定しないままの方が良いんじゃないかと思います. 基盤の方はフォトフレームの裏面に,強力両面テープで貼り付けました.これが結構強力で,HDMIやUSBケーブルの抜き差しも安定してできています. さてこの液晶パネル,タブレット用途らしく解像度が縦長なので,つなぐ機器によっては全く映りません.HDCPにも対応していないので,ChromecastやdStickも映りません.しかし,マウスコンピューターのm-StickをWindows10にしたもので問題なく使うことができました.電源はさすがにm-StickのUSBポートからとったのではこの液晶を駆動できないので,

早押しクイズ装置

仕事納めはまだですが,年末の仕事もだいぶ落ち着いてきたところでブログ更新です. 今回も自作ネタですが,某所のクリスマスパーティにてだいぶ好評をいただいた早押しクイズ装置の詳細のご紹介.まずは完成品の画像と,動いているところの動画から. 上の写真の他に,USBモバイルバッテリーと,適当なアンプ内蔵スピーカーが必要です.動画で使っているのは,オーディオテクニカのBoogieBox ですね. 4つついているスイッチは千石電商で買ってきたゲームスイッチですね.発泡スチロールを切って作った台に接着してあります.右上にある丸いLEDは,NeoPixel 16連フルカラーLEDです.これらをArduino バニラシールドにつないで,Arduinoシールドとしてまとめてあります.プルアップ抵抗をつけるのが面倒だったので,スイッチのプルアップ抵抗は全てArduinoの内部プルアップ抵抗を使っています. Arduinoとしては,タッチセンサーを12個もオンボードで搭載し,かつMicroSDカードスロットとMP3プレイヤー機能も持っている,Bare ConductiveのTouch Boardを使用しました.本来はタッチセンサーを導電性ペンなどで拡張して,手書きのスイッチなどを作れるところが特徴なんですが,今回は早押しの演出はやっぱりゲームスイッチだろう!ということで,あえて物理的なスイッチを使っています.

「新米探偵、データ分析に挑む」

石田基広先生から、期待の新刊「新米探偵、データ分析に挑む」 をご恵贈いただきましたので、ご紹介します。 今回は探偵モノなので、読み始めてまずNHK教育 を思い出しました。登場人物が皆特徴があってイメージが浮かんできますね。映像化を期待してしまうなぁ。後述する通り内容はかなり充実しているんですが、難しくはなく、ストーリーにひかれてどんどん読み進められます。 操作面ではRstudio の四則演算から始まり、はじめてデータ処理をする読者にもやさしいと思います。その一方で、FILE 02からtidy dataの考え方も説明していて、Rstudioの操作だけではなく、実践的なデータ操作の作法まで学べます。Rのパッケージもggplot2によるグラフィックス、dplyr を使ったパイプ処理を全面的に取り入れているので、いわゆるコンピュータープログラミングに接したことがない人でも、直感的にデータ処理を記述できる方法で学んでいくことができると思います。 理論面でも、教科書的な統計学を非常に丁寧に、Rを使ったシミュレーションを実際にやってみることを通じて説明しているので、検定の概念でつまずく、ということがなくなるでしょう。

ストリートビューがCardBoard対応

いつの間にやら22日間も投稿していなかったようです. まぁ,新しいのの環境を整えたりとか,仕事が忙しかったり とかもありますが,ネタとしてはmCookie とか,TWE-Lite-2525A とか,MicroView とか,Espruino Pico とか,ai.Jam とか,WeDoとか,いろいろ仕込んではあるんですが,記事にまでまとめられていません.徐々に紹介していきたいと思います. そんな中で,今日は小ネタですが,Googleマップの機能の一つ,ストリートビューが独立したアプリになって,それが以前紹介したXG VR Headset をはじめとするGoogle CardBoard に対応したというニュース がありました.以前からGoogleマップの機能の一部としては,

オープンソース電子カルテ OpenDolphinのインストール

仕事で必要になりまして、OpenDolphinというオープンソース電子カルテをMacOS X上のParallels Desktopで作成したUbuntu 14.0.4 上にインストールしてみました。あまり情報が出ていないので、せっかくだから方法をブログに書いておきましょう。 Parallels に Ubuntu 14.0.4をインストールする Parallels Desktopには、Ubuntuなどのダウンロードで入手できるOSについては、そのダウンロードからインストールまでを自動的にやってくれる機能があるので、それを使ってUbuntu 14.0.4の仮想マシンを作成します。 メモリの増量 ここで自動的に作成される仮想マシンのメモリは2GBなんですが、OpenDolphinだけではなく、ORCA も同じ仮想マシンにインストールしていたところ、OpenDolphinがメモリ不足で正常動作しなくなってしまいました。そこで、メモリを4GBに増量します。仮想マシンがシャットダウンしている状態で、

Espruino+ESP-WROOM-02で、BME280から取得したデータをMQTTに送る

まだまだ続くEspruinoシリーズです。 Espruino自体には通信機能はないんですが、最近ESP-WROOM-02というWi-Fiモジュールが話題です。 マイコン向けにWi-Fi機能を提供するモジュールとしては、CC3000などがありましたが、ESP-WROOM-02というか、これに入っているESP8266というチップのいいところは、なつかしいATコマンドを使って、シリアル接続でデータの送受信ができるところです。シリアルだとせいぜい115200bpsなので、速度的にはWi-Fiの性能をほとんど活かせませんが、マイコンからそんなに高速な通信は必要ないので、簡単に制御できる特徴が活きてきます。そしてモジュール自体にアンテナも、技適マークもついていて、大きさも小さくまとめられています。端子もちょっと小さめですが手で半田付けができるレベルで、価格もとても安いので、電子工作ではとても使いやすいモジュールということで最近流行っています。 さて、このWi-Fiモジュールを使って、以前作成したEspruino+BME280センサーモジュールからとったデータをWi-Fi経由でMQTTブローカーに送ってみましょう。先日作った回路に、シリアル接続でESP-WROOM-02を追加しています。BME280側も、前回の回路は設定用のピンをオープンにしたままで不安定だったので,しっかり全ピン接続しています.具体的にはEspruinoモジュールにつけたドキュメントの通りです. 接続としてはこれでいいんですが,このままだと3.3Vの電源がEspruinoからの出力だけで,Wi-Fiを駆動するには足りなかったようです.

Netatmo 気象ステーション

さて,今週の関東は台風にともなって起こった大雨で大変でした.台風自体からは遠くても,2つ目の台風との間で線状降水帯 ができてそこから降っていたとか.たしかにアメッシュを見ていたら,大雨の時は綺麗に線状になってましたね. そういうときには,職場ではとても強い雨が降っていても,自宅はほとんど降ってなかったりすることがあります.でも,自宅付近でどうだったのか,知りたいですね. そこで便利なのが,自宅に設置できる気象ステーション,netatmo weather station です. これ,実体はこのような小さな円筒形の筒です.トイレットペーパーの芯よりもちょっと大きいぐらいです. これで,気温,気圧,湿度,音量, CO2濃度を定期的に測定し,Wi-Fi経由でクラウドにアップロードしてくれます. これは9月10日の大雨のときのグラフですが,うちの付近は最大20mm程度の雨が観測できていたようです. ところどころグラフが平たくなったりしている部分は,電波が弱くてデータがとどかなかった時かもしれません.

PubMedの検索結果をRで取り出して加工する

今日は仕事で必要になった小ネタです。 医学系学術論文の検索といえば、PubMedですね。自分が学生だった頃の、有料のMEDLINEを使えるところを探し回ったのとは隔世の感です。米国でも日本でも、図書館はいい仕事をしますね。 さて、今日のテーマは、「ある大学に所属している著者がFirst Authorになっている論文だけを検索する」です。 これ、PubMedの通常の機能だけで出来そうな気もしてしまうのですが、PubMedの検索式で「著者所属」に該当する[Affiliation]フィールドが、実は著者ごとに分かれておらず、「First Authorが特定の所属である」という検索式が書けないんですね。 ここを解決するためには、例えばPubMedの情報がSPARQL Endpoint になっていたりしたら、そこからSPARQLで検索すればいいじゃん、とかになるのですが、いくつかそういうサービスはあるようなのですが、結局PubMedのWebフォームに変換しているだけみたいな感じで、Webフォームで検索できない式を検索できるようにしたものはないようです。 じゃあ無理か、

Espruino

本日ご紹介するのはEspruino. 名前からして, Arduinoを思い起こさせますが,Arduinoではなく,STMマイコンで,ピン配置もArduino互換ではありません. 特徴は,JavaScriptでプログラミングができることと, Web IDEという開発環境が Google Chromeブラウザの拡張機能として使えること. メモリーなんて48KBしかなくて, かなりマイクロなコンピューターですが,それでJavaScriptをある程度動かせるのだから大したものです. Web IDEは Chromebook でも動くので, MacもWindowsもなくても,Chromebookさえあれば組み込み開発ができてしまうというのもいいところです. 開発はしやすいけれど, ボード自体はそれほど多機能ではなく, Wi-Fiやイーサネットも付いていません.Wi-Fiなどは外付けできますが, メモリ48KBだとさすがに, Wi-Fiにつなぐだけはできても, そのほかにできることが制限されてしまいます. 今回はそれに, BME280 という気圧/温度/湿度センサーチップを接続して,

TransferJet SDカード

デジタルカメラ、使っていますか? 写真はたくさん撮るようになりましたが、デジカメで撮るか、というと、それよりはスマホで、という人が多いんじゃないかと思います。 自分の場合は、デジタル一眼レフか、スマホか、それとも防水デジカメか、という感じで使い分けます。画質を求める時は、多少重くてもデジタル一眼。それ以外の時は基本的にスマホ。水辺・水中の時は防水デジカメ、という感じでしたが、防水デジカメもアクションカムに取って代わられて、いわゆるコンパクトデジカメはどんどん居場所がなくなっています。 コンパクトデジカメにも、一眼レフほどではないけどたくさんのレンズを使ったズームやマクロ、連写などの特徴はあるんですけど、ズームやマクロを追求するとどうしてもレンズ枚数が増えてしまって、重くなる。でも、そこを省略して軽くしようとすると、どんどんスマホのカメラに近づいてしまう、という感じで、なかなか難しいなぁ、と思うわけです。レンズスタイルカメラなんかはそこに対する一つの答えかな、と思うんですが、

C88

実は実際に行くのは初めてなんですが、カタログ表紙絵に惹かれて、C88に2日目午後だけ行ってきました。 暑かった、です。 企業ブースの物販ものはちょっとお高かったりもするので結局買わなかったし、2日目だけだったし、はじめてなのであんまりお目当てのサークル、というのもなかったんですが、カタログを眺めていたら、あの声優統計学会が2日目だったということがわかり、もう15時過ぎぐらいでしたが、いそいで行ってきました。 そして、もう新刊は売り切れていたのですが、ちょうど撤収作業中で立ち読み用のコピーをいただくことができました!ありがとうございます>声優統計の皆様 内容を拝見して、やはり噂通りレベルが高く驚きました。個人的にはあまり声優さんには詳しくないんですが、まぁそういうゲームとかはけっこうやっていたりするので、そのうち寄稿させていただけるかもしれないなぁ、と思っております。

インターネット在室表示灯

さて、前回作成した在室表示灯ですが、これをインターネットに接続して、在室状況をWebから見えるようにしてみましょう。 いわゆるIoT(Internet of Thing)というわけですが、IoTをする方法にもいろいろあり、センサに直接ハードとしてWi-Fiチップと比較的高性能なマイコンをつないで、自前でインターネットに接続方法もありますが、これは結構消費電力を食いますし、Wi-Fiがない場所では使えません。今回はこの方法は使わず、一度近くのPCにデータを取り込んで、PCからインターネット上のサーバに情報を送信するという手を使います。 センサからLEDにデータを飛ばすときに使ったTWE-Liteですが、このバリエーションとして、USB-シリアル変換チップを使って、USBに直接させるスティック上にした、ToCoStickがあります。これはPCに挿すとシリアルポート(昔はモデムをつないでいたアレ)のように認識され、そこにアクセスすることにより動作を指示したりデータを得ることができます。そして、すでに1台親機を用意しているので、先に作った在室表示灯に何も手を加えることなく、このToCoStickを子機に設定して近くに置くだけでデータを受診することができます。 ToCoStickの実物はこんな感じです。 まずはこれをPCにさして、

在室表示灯

7月から新しい職場に移り、個室になったのはありがたいんですが、電灯が独立していないので中に自分がいるかどうかが外からはわからなくなってしまいました。そこで、PIR(Passive Infra Red)センサー を使って在室表示灯を作ってみようと思います。 センサーの駆動には仕様書を読んでそれなりの特性を理解して、センサー単体だけではなくて周辺回路なんかも組んであげる必要があるはずですが、最近はセンサーと周辺回路を小さな基盤にまとめて、共通のインターフェースでつながるようにしているものがたくさん出てきました。Grove とか Xadow とかが手に入りやすいですね。Littlebitsも最近はこういう方向性も取り込みつつあるようです。まぁもともとのアイデアはArduinoのシールド なのかなぁと思うますが。 今回はGrove PIR Motion Sensorを使います。 これで赤外線で人の(自分の)動きを検知し、検知したという情報を扉の外に無線で飛ばします。無線にもいろいろな方法がありますが、Wi-Fiは消費電力が大きくて、今回のような1ビットの情報のやり取りに使うにはオーバースペックだし、Bluetoothもペアリングなどの設定が面倒だし、

Maker Faire Tokyo 2015

去年は激混みでしたが、予想外に子供たちも自分も楽しめたMaker Faire Tokyo。今年も行ってまいりました。 小学生のほうは海に遊びに行ってしまったので、幼稚園児だけだったので難しいワークショップはできず、展示されているものを見るだけでしたが、なかなか楽しめた様子。 とくに、5歳の子でもMESH Tag の展示や、Makey-Makey, FakeRiftは自分から見に行っていましたね。エレキットのエリマキトカゲ にも興味津々でした。 自分のお買い物はこんな感じ。 MESH は実はうちにもあるので、いままではまだ早いかなと思って子供にはやらせていなかったのだけど、帰ってきてからやらせてみるとけっこうはまっていました。ただ、やっぱり物理タグが3種類だといまひとつ少ない!ということで、GPIOタグにオリジナル回路を載せるための変換基盤を買ってきたというわけです。 あとは、FlashAir同人誌 をもらうことができたので、その流れでAirio RP も買ってきました。FlashAir

Leap Motion

本日ご紹介するのは、コンピューターの制御装置です。 というと格好いいのですが、つまるところマウスやトラックパッド、タッチパネルやキーボードも制御装置なわけですから、いまではありふれたものになりました。 しかし、これはちょっと違います。こればかりは動画で見ていただくのが一番いいので、動画をご覧ください(音声はありません)。 モニターの前で手を動かすことで、Google Earthの中の地球がぐるぐる回ります。 このモニターはタッチパネルではないんですが、モニターの前で手を振ることで、デスクトップが切り替わります。 これを実現しているのが、Leap Motion Controller です。 このデバイスの上で手を動かすと、指1本1本の動きまで認識して、ジェスチャーでコンピューターを操作できます。 腕を上げながら操作するので、けっこう疲れるのが難点ですが、動きの認識は十分に実用的です。 タッチパネルに近い操作感覚ですが、Google Earthのデモのように、

デジタルペン airpenpocket

今日ご紹介するのは、デジタルガジェットの中ではかなり古くからある部類のもの、デジタルペンです。 手書きと同じ感覚でPCにデータを入力したい、という欲求はPCの登場とほぼ同時代からあって、ペンタブレット(最近の、スマホの大きいのとは違います。ノートPCのタッチパッドを大きくして、専用のペンで入力ができるようにしたものです)なんかは古くから製品があります。でも、PCで絵を描く人にはよく使われていましたが、文字を書いてメモの代わりにする、という用途には少し大きかったし、PCも必須だったので、手書きメモの代わりにはなかなかなりませんでした。 そこでザウルスだとか、PalmPilotとGraffitiの話とか、Decrioとか、やりだすときりがないのですが。ええ。Nokia SU-27Wとか、HTC Flyer とか、いろんなペンを試してきました。最近でも、Galaxy NoteのS-Penもけっこうお気に入りではあるし、Enchantmoon とか、

ThingM blink(1)

本日ご紹介するのは、ThingMのblink(1)です。 これは一見すると小型のUSBメモリのようですが、実はPCから色を制御することができるフルカラーLEDを、USBで接続できるようにしただけのシンプルな機械です。 これをUSBポートにつないで、PC上にソフトウェアをインストールすると、色を制御できるようになります。フルカラーLEDなのでどのような色でも出せますし、点滅なども細かく制御できます。制御用ソフトの画面はこんな感じ。 これだけだとそんなに面白くはないのですが、これの真価はIFTTTにチャンネルが用意されていることにあります。 IFTTTとは、さまざまなWebサービスやこういったインターネット接続されたハードウェアそれぞれに応じてチャンネルが用意されていて、あるサービス上で設定した条件がそろったとき、別のサービスで何らかの動作をさせる、というIf-Thenルールを作成、運用できるというサービスです。似たサービスにZapierというのもありますが、IFTTTはいまのところ無料で利用できます。 これをうまく使うと、たとえば家のドアが開いたらLEDを赤くする、とか、特定の人からメールが来たらLEDを青く点滅させる、とか、Facebookでいいね!がついたらLEDをピンクで点滅させる、というようなルールを簡単に作ることができます。iPhone上のIFTTTアプリと組み合わせると、自分の位置が大学から半径1km以内に近づいたらLEDを緑色にする、

Logbar Ring ZERO

今日紹介するのは、Logbar のRing Zeroというデバイスです。 その名の通り、指輪です。 こんなふうにはめて… 指輪の側面にある金属端子(タッチセンサーになっています)を親指でさわりながら、空中に図形を書くと、それに応じてiPhoneアプリからさまざまな処理を実行させられる、というものです。 たとえば、iPhoneのカメラのシャッターを切ったりすることができますが、他には実はあまりまだ使い道がなかったりします。 Mac上のKeynoteプレゼンテーションのコントロールをやってみた記事などもあり、自分でも試してみましたが、ある程度実用になるし、何より格好良いのですが、若干反応が鈍る場合があるなど不安定なので常用するのはちょっと厳しそうです。 とはいえ、正しく装着すればジェスチャー取得の正確さ自体はほぼ問題ないレベルに達しているので、今後のiPhone側アプリの改良が期待されます。