ストリートビューがCardBoard対応

いつの間にやら22日間も投稿していなかったようです.
まぁ,新しいのの環境を整えたりとか,仕事が忙しかったり とかもありますが,ネタとしてはmCookie とか,TWE-Lite-2525A とか,MicroView とか,Espruino Pico とか,ai.Jam とか,WeDoとか,いろいろ仕込んではあるんですが,記事にまでまとめられていません.徐々に紹介していきたいと思います.

そんな中で,今日は小ネタですが,Googleマップの機能の一つ,ストリートビューが独立したアプリになって,それが以前紹介したXG VR Headset をはじめとするGoogle CardBoard に対応したというニュース がありました.以前からGoogleマップの機能の一部としては,ストリートビューのCardBoardでの表示には対応していたようなのですが,まだやっていなかったので試してみました.

XGVRは以前にも紹介しましたが,段ボールでもできるCardBoardを高級にしてしまったというもので,安定感はあってバンドで頭に固定できますがちょっと重いバーチャルリアリティヘッドセットです.スマホを入れて使うのでスマホの重さによっては手で支えないとつらいです.

そして,iOS/Androidのストリートビューアプリで,適当なストリートビューを選択し,右上に出てくるCardBoard型のボタンをタップすると,あらかじめiOS/AndroidのCardBoardアプリでCardBoardの種類を設定しておけば,画面がCardBoard用に変わります.

そしてスマホをCardBoardに入れると立体視ができ,また頭を動かすにつれて変化する360度の景色を楽しめるというわけです.
CardBoardでの360度の写真は,没入感がかなりあり,それだけでもある程度は楽しめたのですが,さすがにずっと見ているものでもないので,飽きてきます.しかし,ストリートビューの場合は,画面上にある矢印をタップすることで移動ができ,次々新しい場所での360度の景色が楽しめるので,飽きませんね.日本の列車ストリートビューとか,かなりオススメです.車内を次々と移動しながら隅々まで見渡せて,乗っている気分になります.

ただ,XGVRをCardBoardとして使う場合は1点問題がありました.本来のCardBoardは,側面に金属のリングが付いており,それを動かすことで磁場を変化させ,スマホ側でそれを検知させて,スマホをCardBoardに入れたままでも「タップ」に相当する動作ができるんですね.それを,XGVRでは「マグネットはスマホとの互換性に問題がある」ということで廃止してしまっているので,別売りのBluetoothクリッカーで代用させているのですが,これがないと移動ができません.そこで,BluetoothマウスをAndroidスマホとペアリングして,マウスクリックを行うことで,ストリートビューでも移動ができました.

XGVRは高価ですが,段ボール製のCardBoard互換品であれば,国内でも399円で売っていたりもするので,ストリートビューを見るためだけに用意してもいいんじゃないかと思えるコンテンツでした.