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MacOS (Big Sur)へのKH Coderのインストール

テキストマイニングで有名なKH coder [https://khcoder.net] ですが、macOSでのインストール手順はなかなか複雑なのでまとめておきます。 ダウンロード GitHubのKH coderリポジトリより、リリース版 [https://github.com/ko-ichi-h/khcoder/releases/] の最新バージョンをダウンロードするのが良いと思います。Macの場合、Source code(tar.gz)が良いでしょう。 展開すると、以下のようなフォルダ構造になっていると思います。 ビルド環境 これだけではKH coderは動かないので、MySQLや各種Perlモジュールをビルドしてインストールする必要があります。なにはともあれ、XCode command line toolsは必須なので、インストールしておきましょう。ターミナルから以下のコマンドでインストールができます。 $ xcode-select --install mecab, mecab-ipadic のインストール 何はともあれ形態素解析器が必要なので、mecabとmecab
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TWELITE StageボードとM5StackでTWELite PALのデータを表示する

TWELITE StageボードとM5StackでTWELite PALのデータを表示する

家のドアにつけている開閉センサー [https://mono-wireless.com/jp/products/twelite-pal/sense/openclose-pal.html]は、最近 TWELite PAL [https://mono-wireless.com/jp/products/twelite-pal/index.html] を使っています。CR2032電池をつけて、電池交換なしで1年近く動作する省電力なところが気に入っています。 データの受信にはMONOSTICK [https://mono-wireless.com/jp/products/MoNoStick/index.html] をつけたNanoPi Neo [http://nanopi.io/nanopi-neo.html] を使って、LINEに通知をさせたりしていますが、直接の表示装置を持たないので、デバッグは少々面倒です。 TWELite DIP [https://mono-wireless.com/
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M5Atom+PIR UnitをSinric ProでAlexaのモーションセンサーにする

M5Atom+PIR UnitをSinric ProでAlexaのモーションセンサーにする

M5Atom Lite [https://www.switch-science.com/catalog/6262/] とPIRセンサユニット [https://www.switch-science.com/catalog/5697/] を使って、SwitchBot [https://www.switchbot.jp/bot] を動かして照明を人感センサー付きにする、という記事 [/2020/05/04/m5atom-pir-unit-switchbotde-zhao-mingni/] を最近掲載したばかりですが、実は人感センサーを付けたかったリビングには他にも1つ、赤外線リモコンで操作する照明があって、そちらも同時に人感センサーで制御したいなと思いました。そちらの照明はすでに、 SwitchBotハブプラス [https://www.switchbot.jp/hub-plus] でAlexa対応しており、SwitchBotもAlexaから制御できるので、このさいM5AtomをAlexaに対応したモーションセンサーにしてしまえば、Alexaの 定型アクション [https://www
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ピンク極小7セグLEDシールドにスマートメーターからの電力使用量データを表示する

ピンク極小7セグLEDシールドにスマートメーターからの電力使用量データを表示する

最近では、多くの家庭の電力メーターがスマートメーターに交換されており、Wi-SUNという長距離通信方式によって電力使用料が遠隔報告されているそうです。この使用料は、対応する通信装置さえあれば、自分でデータとして受信することができます。 きっと何かに役立つでしょ!? [https://kitto-yakudatsu.com/] さんが BOOTHで販売 [https://kitto-yakudatsu.booth.pm/items/1650727]されている、M5StickC 用Wi-SUN Hatに、ROHM 無線通信モジュール BP35A1 [https://www.amazon.co.jp/dp/B00YWLCWEU/] をつけることで、この電力使用料をM5StickC [https://www.switch-science.com/catalog/5517/] で受信することができます。受信したデータはAmbient [https://ambidata.io] などにインターネット経由で送信してグラフにしたりできますが、M5StickCではESPNow [https://www
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M5Atom, PIR Unit, SwitchBotで照明に人感センサーをつける

M5Atom, PIR Unit, SwitchBotで照明に人感センサーをつける

最近SwitchBot [https://www.switchbot.jp/bot] が安く買えることが多いので、いつのまにか3つに増えていました。照明のスイッチにつけているので、人感センサーをつけて、5分動きがなかったら消灯、のような使い方が代表的かと思います。3つのうち1つは Hueモーションセンサー [https://www2.meethue.com/ja-jp/p/hue-motion-sensor/8718696769881] からAlexa経由で、もう1つはモーションセンサー [https://www.amazon.co.jp/dp/B07VF43BG1] をつけたEcho FlexからAlexa経由で操作させ、人感センサーと連動させています。3つ目もモーションセンサーをつけたかったのですが、ちょうどM5Atom [https://www.switch-science.com/catalog/6260/] が届いたので、これとPIRセンサユニット [https://www.switch-science.com/
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カムプログラムロボットキット

カムプログラムロボットキット

こどもの夏休み自由工作、今年は何かプログラミングをやらせようと思い、カムプログラムロボット工作キット [https://www.tamiya.com/japan/products/70227]を考えていましたが、最近になってこれをベースとしたと思われる新製品 マイコンロボット工作セット [https://www.tamiya.com/japan/products/71201/index.html] が出たので、そっちでやらせてみました。 左側が子供が作ったマイコンロボット工作キット、右側が一緒になって自分で作った、カムプログラム工作キットをベースにちょっと改造したものです。よく見るとギアボックスから上が前後逆についているという違いがありますが、基本的には多くの部分が共通です。カムプログラムロボット工作キットも、そのままでも物理的なカムを読むことでその指示に従った動作をするというプログラミングができますが、マイコンボードを装着することを想定したと思われる広いスペースが中央部にあいていて、マイコン制御に改造することが簡単にできます。micro:bit を用いた例がこちら [https:/
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wLinux & x410 & Rstudio setup

だいぶ前に書いたメモですが、一応公開しておきます。 Windows subsystem for Linux(WSL) は、Windows10でLinuxアプリケーションを動かす機能で、一般的にはそれほど必要とされる機会は多くはないかもしれませんが、R言語を日本語のWindowsで使うときは通常のWindows版Rを使うよりもトラブルなく利用できるため重宝します。というのも、Windowsにはいわゆるja_JP.UTF-8に相当するロケールがなく、日本語を使う場合はシフトJIS(CP932)を文字エンコーディングとするしかないので、日本語を意識していないパッケージの場合は、図表中の文字やR markdownの処理結果における文字化けなどがWindowsでだけ発生することがありました。WSL上でRやRstudioを使うことで、ja_JP.UTF-8ロケールが利用できますから、日本語を含む図表を作る場合でもトラブルは少なくなる印象です。 ここで取り上げているwLinuxは、最近ではPengwin [https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1
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