今日ご紹介するのは、デジタルガジェットの中ではかなり古くからある部類のもの、デジタルペンです。

手書きと同じ感覚でPCにデータを入力したい、という欲求はPCの登場とほぼ同時代からあって、ペンタブレット(最近の、スマホの大きいのとは違います。ノートPCのタッチパッドを大きくして、専用のペンで入力ができるようにしたものです)なんかは古くから製品があります。でも、PCで絵を描く人にはよく使われていましたが、文字を書いてメモの代わりにする、という用途には少し大きかったし、PCも必須だったので、手書きメモの代わりにはなかなかなりませんでした。
そこでザウルスだとか、PalmPilotとGraffitiの話とか、Decrioとか、やりだすときりがないのですが。ええ。Nokia SU-27Wとか、HTC Flyer とか、いろんなペンを試してきました。最近でも、Galaxy NoteのS-Penもけっこうお気に入りではあるし、Enchantmoon とか、もうすぐここに登場しそうなものもあるんですけど、タブレット(今度は最近のスマホのでかいののほう)に書くとカツカツ音がするんですよね。Xperia Z Ultraなんて、開発コードがTogariっていって、鉛筆で入力ができるというので製図用鉛筆まで用意したんですけど、やっぱりちょっとカツカツうるさいんです。BoogieBoardとかもその問題はかかえていますね。

というわけで、紙に書くペンに限定すれば、いまのところ常用しているのがこちらになります。

airpenpocket 画像

最近では音声が同時に録音できるやつとかも気になってはいるんですが、こういうのはNokia SU-27Wもそうですけど、専用の紙が必要なんですね。でもやっぱり、仕事で使うノートでもね。3倍早く書いたり百年保たしたいじゃないですか。そうなると、いまのところこれがベストかなぁ、と思うのです。横長の受信機にクリップがついていて、紙の上端に受信機をセットすると、電池が仕込まれたペンのペン先の位置を受信機で検出して、筆跡がデジタルデータ化され、Bluetoothでスマホに転送が可能となります。スマホで書いたページの写真をとったり、イメージスキャナでスキャンしたりするほうが解像度的には高い情報になるんですが、やはりスキャンは手間ですし、カメラで撮るのも日本では音が出るのでけっこう場所を選びますよね。このデジタルペンであれば、写真をとらなくても、ただペンで書くだけで、何ページにもわたるノートが自動でデータ化されていくことになりますから、便利なのです。とくに1-2時間の講義ノートをとって、それをデジタル化しておきたいときにはおすすめです。